ホワイトニング症例報告

東京 ホワイトニングサロンボーテ神田の症例報告

こんにちは、歯科衛生士の 藤原です。
今回はお口の乾燥についてです。
お口が乾燥するっていうのは、お年寄りばかりと思っていませんか?
確かに体の水分を保持する力は年々衰えてしまいます。
お口の乾燥もそれに伴うところもありますので、お年を召した方に多い症状です。
でも若いからと言って全くならないという訳ではありません。
何故かというと、口の乾きの原因は、ストレスや服用している薬によって現れる事があるからです。

次のような症状はありませんでしょうか?
▫口が乾く症状が3ヶ月以上続いている。
▫乾いた食品を食べる時は水がないと飲み込みにくい。
▫水をよく飲む。
▫口の中がネバネバする。
▫口臭がある。
▫唇が渇きがちで良く唇が荒れる。

お口が乾く原因は?

☆唾液の量
お口の乾きに1番関わっているのは唾液です。
唾液は1日どれくらい分泌されているかご存知でしょうか?
成人で1日1.5L~2L、500mlペットボトルに換算すると3~4本分にもなります。
しかしこちらも年齢とともに減ってしまいます。
唾液というのは自分が頭の中で「唾液を出そう!」と思って出てくる訳ではありません。
それは唾液は自分ではコントロール出来ない自律神経である交感神経と副交感神経に支配されているからです。
緊張すると口がカラカラになり、リラックスしていると唾液が沢山出たりしています。
緊張する場面が多い人はお水を飲む回数も多いと思います。

筋肉の関わり

唾液の量には、唾液のまわりにある筋肉が関係しています。年齢と共にお口の筋肉も弱ってきます。
唾液には「安静時唾液」と「刺激時唾液」の2種類があります。「安静時唾液」は年齢と共に減少します。
「刺激時唾液」は年齢にはあまり影響がなく、噛む事で分泌されます。噛む筋肉が弱りあまり噛まない食事にしてしまうと噛む刺激が脳に伝わりにくく唾液が出にくくなります。
ですから、よく噛んで食べるという事が大切です。筋力を保つことにもなります。

☆お薬の影響をうけている。
お口の乾きに関わるのは年齢だけでは無いと最初にお話しました。
それは服用しているお薬の影響です。
高血圧の薬、糖尿病の薬、精神疾患に関わる薬、花粉症の薬、鎮痛剤、利尿薬、気管支拡張薬

これらのお薬を使用するかは、お口の乾きと比べてどちらに重きを置くかによって変わってきます。
お薬をやめるとお口の乾きが改善される事がほとんどですが、勝手にやめてはいけません。
主治医と相談してお薬の量や種類を調節してもらって下さい。

☆ストレスも原因。
前述しましたが唾液は自律神経に支配されています。イライラや緊張が続く状態が多いと常にお口の中が乾いている事になります。

改善するには?

☆お口の筋力をアップさせ、唾液線を刺激して唾液の量を増やす。
☆保湿ジェルを使う。
☆主治医とお薬を調整する。
☆ストレスになる原因を取り除く。またはリラックスする時間を作る。

「難しいなー」と思う人もいるでしょう。
まず簡単に始められるのは、【保湿ジェルを使用してお口まわりの運動をする】事です。
保湿ジェルには色々ありますが、ボーテのジェルはローズの香りとアップルの爽やかさでリラックス効果も得られます。
お子様でも使える優しい成分で1日に何度でもご使用していただけます。
舌全体に軽く馴染ませた後、お口をしっかり閉じて、舌で頬や唇を内側から押すようにお口のなかでグルグルと右に5回左に5回まわします。
舌とお口の周りの筋肉が鍛えられます。唾液線も刺激されて唾液も出てきます。
お口の乾きが気になり出したら、ぜひやってみて下さい。

ホワイトニングサロンボーテ神田
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目8番地 中北ビル2階
歯科医師 藏前尚子