アライナー(マウスピース)矯正の臨床症例

院長の中井です。ボーテではAsoアライナーでアライナー矯正治療を進めています。

現在のアライナー矯正では、スキャナーを用いてデータを技工所に送付して、マウスピースを作成します。
3Dプリンターにて従来のセットアップ模型を作成するというスタイルが最新です。

症例としては、従来の「ブラケット矯正からの後戻りの治療」が多いように感じます。
やはり再度ブラケット装着するのは、クライアントにとってはかなりの負担のようです。

クライアントは矯正治療を行なった歯科医院に行けなくなってしまっているケースが多いですが、やはり再度ブラケット等を装着するイメージを大きく抱いているように思います。

本来であれば、どうして再治療したいか、クライアントから矯正医に伝え、「再矯正が可能なのか不可能なのか」担当医からしっかり聞いておいたほうがよいでしょう。しかし、それぞれ種々事情があることも現実です。

クライアントはアライナー矯正を希望することが多いので、できない場合は十分に注意して説明することが大切です。

それでは、ボーテの実際の症例で説明していきます。

症例1

ホワイトニングと矯正を同時にしたいということ。アルバイトで矯正治療を賄う頑張り屋さんです。
20歳 女性 学生

アライナー治療後

Step4 合計4回のアライナー(ソフト、ミディアム、ハード/1回)
装着時間 15時間程度/1日
ソフト7日間 ミディアム10-14日間 ハード14日間で装着してもらいました。
ホームホワイトニングも同時に行いました。
次回よりリテーナーです。

症例2

下顎前歯唇舌的叢生、簡単に治したいということでアライナー矯正を希望された。
年齢45歳 女性

アライナー治療後

交換回数4回数年前に終了現在リテーナー装着中である。
リテーナーを週末だけ夜間睡眠時装着、まだ少し後戻りが起こりそうでということです。

アライナー矯正は、自分できっちり行えるかどうかがポイント

アライナー矯正は受ける側も簡単で術者サイドも簡単と考えがちであるが、実はそこに落とし穴が潜んでいます。
まず毎日装着時間を守って、自宅で自分で行うというのは大変なようです。

かなりのクライアントは中断はしませんが、「今回はあんまりやっていないの。」などと言われる方が多いことも事実です。

ただクライアントは「装着時間を守っていないと、後戻りを起こす」ことを忘れている場合が多いです。
また、その際、「ただ先に進むのが遅くなるだけ」と考える傾向にあるので、十分に説明しておかなければなりません。