ACOCで講演させていただきました!

ACOC(Academy of Cosmetic Oral Care)は主として歯科関係者から構成される学術団体です。
全ての歯が健康であってもお口全体として美しく保ち続けるにはどうすればよいのか?
・・・という疑問に対してはまだまだ科学的には明快な証拠がありません。
ACOCではそのような疑問を科学的に検証し、お客様/患者さまに喜んでいただくために発足した団体です(ACOC ホームページより引用)。

講演内容

私は今回「テトラサイクリン変色歯へのエナメルマイクロアブレージョンの応用」というタイトルで講演いたしました。
ご高名な先生方もいらっしゃる中、緊張で当日を迎えました。
ボーテメンバーも応援に駆けつけてくれて皆の顔が見れてホッとしました。

ホワイトニングに携わっている人間としては本当に厄介な「テトラサイクリン歯」。
でもやはりホワイトニング専門クリニックですから年間で何人もの方が来院されます。
今回症例でお出しした方も、2つのクリニックで「ウチでは無理です」と断られたというお客様でした。
ずっと口元のコンプレックスを抱えてこられた方に少しでもお役に立ちたい、ボーテのホワイトニングで白くしたい!!
この一心でいつも施術を担当していました。

ただ、最初は順調だった色上がりも少しずつ限界が見えてきて・・・
そこで行ったのが「EMA(エナメルマイクロアブレージョン)」です。

EMA(エナメルマイクロアブレージョン)とは

EMAとは炭化ケイ素を含む塩酸でエナメル質表面を研磨する方法で、ボーテではホワイスポットという歯の表面にできた白斑にアプローチする時に行なっている方法です。
ホワイトスポットの時もエナメル質の表面にアプローチするので、テトラの人にも応用できないかと考え実際に行ってみました。

EMAは歯面を傷つける恐れがあるため、1歯につき何度もできません。
そしてとても慎重に行う必要があります。ご本人への説明も十分にしないといけません。
でも少しでも何か方法があるなら試してみたい。
簡単に歯を削ってしまう前に他に何か方法がないか考えてみたい。
私自身がこのお客様に直接毎回お会いして、施術をしていく中で信頼してもらえる様になりEMAを提案した時も、一瞬不安そうな顔をしていましたが何でもやってみたいと決心してくださいました。
結果はEMA直後はビックリするくらい白くなりますが急激にまた色が戻っていってしまうという結果。
今回は初めてテトラの人にこの方法を使ってみましたが、歯質によっては結果が変わるかもしれないので、何例かこれからもやってみたいです。

感想

ACOCでは他の方の症例発表もすることができました。
年間10,000症例を施術しているボーテだからこその経験をさせてもらって本当に感謝です。
さらに知識と技術の研鑽を積んでいきます!!

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