ホワイトニングとは
ホワイトニングとは、歯を傷つけることなく、歯の黄ばみ・着色を漂白して白くする施術です。
30年以上前からアメリカ発祥で行われており、安全性が確立されています。
セルフホワイトニングとの違い
ホワイトニング剤には過酸化水素・過酸化尿素という医薬品の漂白成分が含まれており、法律上取り扱えるのが歯科医院(医療機関)のみです。
セルフホワイトニング店は医薬品を使用できないので、歯の汚れを落とす効果のみに留まります。
セルフホワイトニング
若干歯が明るくなる程度。元々の歯の色より白くできない
歯科医院のホワイトニング
歯の内部の黄ばみも白くできる。元々の歯の色より白くできる。
歯が黄ばむ原因
最近、歯の黄ばみが気になりませんか?
日本人は、比較的歯の黄ばみが強い人種で、平均の歯の白さはA2といわれています。
歯の黄ばみの原因には大きくわけて2つあります。
1.歯の表面の黄ばみ
歯の表面の黄ばみの原因として、コーヒー・紅茶、カレー・醤油などの飲食物、喫煙によるヤニなど、生活習慣により歯の表面に沈着した着色があります。
2.歯の内部の黄ばみ
歯は外側から「エナメル質」「象牙質」「神経」の3層構造です。
歯の内部の「象牙質」は黄ばみを帯びており、透明なエナメル質を通して象牙質の黄色が透けてみえます。加齢により、この象牙質に厚みがでて、黄ばみが濃く見えるようになります。
30歳を超えると歯の内部の黄ばみが気になりだす方が多くなります。
また、遺伝や抗生物質の服用による黄ばみもあります。
クリーニングとの違い
ホワイトニングは、歯の表面と内部の黄ばみを分解して白くします。
一方、クリーニングは専用の機械を使って、歯の表面の汚れ・歯垢・歯石を取り除きます。
歯の表面に沈着したヤニ・茶渋はクリーニングでとれますが、歯の内部の黄ばみはホワイトニングでないと白くなりません。
ホワイトニングの種類
オフィスホワイトニング
歯科医院でプロにおまかせのホワイトニング。
歯の表面にホワイトニング薬剤を塗り、LEDライトを照射し短時間で黄ばみを白くします。
1回でも白さを実感できますが、数を重ねるにつれさらに白くしていくことができます。
ホームホワイトニング
自宅で好きな時間に行うホワイトニング。
オーダーメイドのマウスピースにホームホワイトニング薬剤を入れ、1回30分−2時間程度装着します。
色ムラなくじっくり白くしていくことができます。