接遇講師育成塾

1 歯科接遇マナー
2 ボーテの思い
3 どんなことを学ぶの？
4 自分の医院にフィットした接遇

歯科接遇マナー

皆さんこんにちは。
株式会社ボーテの井上です。

ボーテでは2023年から接遇講師育成塾を開講しました。
今年の6月スタートの3期から名称も新たに歯科接遇マナーインストラクター養成講座として開講します。

この研修の目的としてはクリニックのスタッフ自身で院内教育ができるようになることです。
院内のスタッフ１人が受講することで、外部からマナー講師を招かなくても、新人や既存スタッフに接遇研修を行えるようになります。
つまり、クリニック全体が常に高いクオリティの接遇を提供することができるようになります。
また、スタッフ自身も接遇マナースキルが向上し、人間的にも成長します。 歯科助手・受付スタッフでも、キャリアアップできる道が広がるのです。

ボーテの思い

「全国に6万8000件あるクリニックから、患者様から選ばれる歯科医院になるために。」

これはボーテ研修の大きなテーマで、歯科業界のお悩みで多いのが接遇レベルを向上したい、というものです。

クリニックの第一印象は、【スタッフの接遇】によって決まります。
近年は接遇セミナーを受講しているクリニックもありますが、ほとんど単発受講で終わります。 日が経つと、スタッフの自己流接遇になってくる医院様が多いと感じます。
接遇は１回セミナーを受けて終わりのものではなく、一生学び続けなければならないものです。 また、新人スタッフが入ってくるたびに院外講師を招くのも、コストがかかります。

そんな思いで始まりました。

どんなことを学ぶの？

講座の中では、歯科接遇マナーを基本から学びます。
社会人（医療人）としての心構えから敬語・電話応対・新人育成まで歯科クリニックに特化した接遇スキルを学びます。
自分自身の接遇マナーを上達させるとともに、クリニック全体の接遇クオリティ向上につながります。
実際に立ってみたり、お辞儀をしたり、電話応対のロープレもやります。
知識では知っている分かっていることでも、行う、出来るとなるとなかなか難しいこともあります。

この講座の特徴としては、自分が出来るようになるだけではなく、メンバーにどう伝えるのか、という教え方も学びます。
ただマニュアル化して、文章で、動画で見せて覚えてもらうということではないのです。
それらのマニュアルを活用し、先輩から後輩に伝えていくときのポイントも知ることができるので、チーフの方、新人指導にあたる方はぜひ知っていただきたいスキルです。

自分の医院にフィットした接遇

私は2期に参加しました。
すでに研修講師として接遇研修も担当しているので、内容は理解していますが、より理解が深まりました。
自分ではできてるつもりの所も講師の先生に指摘していただくことで、修正していくことができましたし、今後指導する際にも参考になることばかりでした。
ボーテのサロンでも活用していきたいことで早速持ち帰り実践していきます。

接遇には正しい基本的な型がありますが、歯科医院での活用としては必ずしもそうしないといけないわけではないと、現場にいると感じます。
JALやANA、高級ホテルのような接遇を歯科医院ですることが正しいわけでもないし、とはいっても馴れ馴れしく砕けすぎても失礼ですし、患者様との心の距離を近づけ寄り添いながらも、丁寧で大切に思っていることが伝わる接遇を実践できるようになりたいと考えています。

これからもホスピタリティに溢れる歯科医院、歯科スタッフが増えますよう、ボーテで様々な研修を提供して参ります。