母親が要介護者になり口腔ケアを行った体験談

歯科衛生士の藤原です。

緊急事態宣言が延長され色んな立場で色んな思いで過ごされていると思います。ワクチン接種も少しずつですが進み出して来ました。

私もこの前第1回目のワクチン接種を受け終わりました。次の日にしんどくなったりしたら嫌だなぁーと思っていましたが、打った所が少し力を入れると痛いと感じる程度ですんだのでホッとしています。2回目の後の方が怖いなどと聞くので、とにかく体調万全で受けたいと思います。

さて今回は私事も混じえた話になりますが、要介護者のお口のケアについてお話をしたいと思います。

母が要介護者になって お口のケア

なぜ私事かといいますと、先日入院していた母が帰って来て毎日母の介護をするという生活の中で思った事を混じえてのお話だからです。

母は病院でほぼ寝たきりの生活を送っていました。毎日リハビリの先生は来てくださいますし、リハビリのお部屋にいって並行棒を持っての歩行なども時々していたようです。本人のやる気も必要ですが、圧倒的に運動量が足りません。

母はやる気を出すというよりも、しんどいという方が先なので、中々リハビリ室に行く事も無くどんどん筋力は低下して行きました。
食事も半分までは自分で食べてあとはしんどくて食べさせてもらうという感じ。

兎に角横になっていてもしんどい、座っていると尚しんどいという様子です。

母は1年程入院し、1度退院し、家で介護の後再入院し、4ヶ月して退院し今自宅で過ごしています。

コロナ禍での母の介護

この入院期間にあった事で1番母を弱らせたのは、コロナの影響だと私は思っています。
コロナがどんどん蔓延していく中、病院に面会に行けなくなってしまい、母と会話をする事が全く出来なくなってしまったのです。

もう少し若いか新しい物好きとかならスマホでビデオ通話でもできて少しはよかったのでしょうが、その様な事もしていなかったのと、目が見えにくい耳が聞こえにくいしゃべられないと、本人は後ろ向きな事ばかり言うので携帯に電話しても出ない、テレビやラジオも聞かない、ずーっと天井みてるか寝ているという感じになってしまって感情も表情も乏しくなってしまいました。

コロナ前の様に病室に行って色々話したり、手足を動かすように言ったり、歯磨きを手伝ったりしてたら今のようにはならなかったのではないかと思ってしまいます。

病院の先生、看護師さん、リハビリの先生は見えてはいませんが良くやって下さったのではないかと思います。

ただし患者さんは母1人ではないので母にかけられる時間も決まってきます。
退院前に母が退院してから家でしなくてはいけない事を教えて頂き練習もしました。

病院での口腔ケアは、時間がない

そして退院の前に先生、看護師さん、ケアマネージャーさん、ソーシャルワーカーさん、訪問看護師さんと家族が話し合う場がありました。

その時に看護師さんが家でする事の中に口腔ケアが大切ですができますか?と聞かれました。

その時、病院でも口腔ケアは重要だと感じているのだなぁと凄く感じました。

しかし退院して母の口の中を見てみると歯茎が腫れて血が出ている所がありました。
ただこの程度で済んでいるとも言える感じです。

何人も患者さんがいる中で1人の口の中の掃除にかけていられる時間がないと言う現状がわかる感じです。
さてここからお口のケアについてです。

自宅での口腔ケアで行ったこと

自分でハブラシを持って磨く

家ではまず自分でハブラシを持って磨く事をしてもらいます。
(要介護の家族の場合は少しでも筋力維持する為にしているので、磨けているかは二の次です。)

その後私が全ての歯と歯の間に歯間ブラシを通した後歯をしっかり磨き、うがいを沢山して最後にマウスウォッシュでうがいをするようにしています。

1週間もしないうちに歯茎は良い状態に戻りました。
食べ物を飲み込む力が減っているので、歯磨きの前に1度うがいをするとかなり飲み込めず口の中に溜まっている食べ物の塊がでてきます。

舌の体操やパタカラ体操

舌の体操やパタカラ体操なども一緒にします。

やはり病院ではここまで時間がかけられないと思います。

看護師さんは検温したりオムツがえしたり、その他の時、声を掛けてお話もしてくださっているようです。
しかしそれだけてそんなに沢山話せる訳ではありません。

しかも母自身もしんどいのあまりしゃべりませんし、しかも力強く話す訳ではありません。
口の筋肉もかなり低下しています。

お話好きてしょっちゅう話をしている人でない限り(しかもハキハキと)筋力は低下していくでしょう。
飲み込む力が足りないとお口の中に食べ物が沢山留まったままになりお口の中が不潔になってしまいます。

おしゃべりをして口の筋肉を鍛える

お口の筋力の為にハキハキとおしゃべりしてもらう事、時間も長くお話してもらう事を心掛けて欲しいと思います。

あまり喋らないひとは「あいうえお」とハキハキうごかしたり、口をしっかり閉じないと発音出来ない「ぱ」や舌を使う「た」や「ら」、喉を使う「か」を組み合わせた「ぱたから」という言葉をしっかり発音しておく事もして欲しいです。

口と入れ歯のお掃除も大切

できたら歯間ブラシやデンタルフロスで歯と歯の間のお掃除をして下さい。
入れ歯があれば外してしっかり専用ブラシで磨いて下さい。

そして歯ブラシで歯と歯茎の境目を優しく丁寧に磨いて下さい。

被せ物の境目は汚れが溜まり安いので歯磨き後に汚れが残っていないか確認をして下さい。

お口の中を綺麗にしていると誤嚥性肺炎を予防できますし、もし誤嚥性肺炎にかかっても重症化しなくて済みます。

コロナにも有効だと言われています。

高齢者や要介護者の方への口腔ケアのやり方注意して見てあげる所をお伝えしましたが、全員注意する点は同じとも言えます。「健康は健口から」介護に携わっている方、共に頑張りましょう!

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