女性ホルモンと口腔ケアの関係とは?

今回は、女性の方に向けた口腔ケアについてお話したいと思います。

男性より女性の方が、歯周病になりやすいと言われているのは、みなさまご存知でしょうか?

まず、歯周病とは、どのような病気なのでしょうか。
おそらく、言葉では聞いたことがあるかと思います。
30代以上の約8割が歯周病であると言われています。

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
虫歯は、痛みなど、症状を感じやすいですが、歯周病は進行しないとなかなか症状がでないので、気がついた時には、歯がぐらぐらになって抜けてしまうという、とても恐ろしい病気になります。

冒頭にもお伝えした通り、女性の方が歯周病になりやすいと言われている理由としては、女性ホルモンが密接に関わっているからです。

ここで、少し女性ホルモンについてです。
女性ホルモンには「エストロゲン〈卵胞(らんぽう)ホルモン〉」と「プロゲステロン〈黄体(おうたい)ホルモン〉」の2種類があります。

エストロゲンの作用

エストロゲンの作用や特徴としては、
・女性らしさをつくるホルモン
・成長とともに分泌量が増え
・生殖器官を発育、維持させる働きがある
・女性らしい丸みのある体形をつくる
・肌を美しくしたりする作用がある
・月経や妊娠、出産だけでなく、皮膚や骨、内臓、筋肉、脳、血管など全身の働きに大きな影響を与える
・骨を強くしなやかにする
・脂質代謝のバランスを保つ

エストロゲンというホルモンは、これだけ女性にとって影響を与えるホルモンになりますので、分泌が減少する更年期になると、さまざま不調が現れやすくなります。

プロゲステロンの作用

プロゲステロンの作用や特徴としては、

・エストロゲンの働きによって厚くなった子宮内膜を柔らかく維持して妊娠しやすい状態にします。
・水分や栄養素をため込、妊娠が成立したら、妊娠を維持します。
・体温を上げる働きがあります。
・食欲を増やす働きがあります。
・「黄体」からでるので「黄体ホルモン」とも呼ばれている。

特にエストロゲンは、女性にとってプラスの影響を与えることが多いですが、口腔内に関しては、注意が必要になってくるのです。
それは、歯周病菌の一つであるP.intermedia(プレボテラ・インターメディア)という菌は卵胞ホルモンをエサに増殖すると言われています。

そのため、女性の方が男性より歯周病が進行しやすいと言われているのです。
女性ホルモンにの活動が活発である20代~40代の女性は、特に正しい口腔ケアを知って、ケアすることがとても重要になってきます。

女性の4つのライフステージ

また、女性には4つのライフステージに分けられます。

女性の4つのライフステージ

①思春期
エストロゲンの分泌量が増える時期
②性成熟期
エストロゲンの分泌量が安定する、分泌が盛んな時期
③更年期
エストロゲンの分泌量が急激に減少する時期
④老年期
エストロゲンの分泌がなくなる時期

特に注意したい思春期

特に注意が必要なのが思春期前半の12歳から15歳頃。

乳歯から永久歯に全て生え変わりが完了している状態です。生活が不規則になったり、食生活でも完食が増えるなど栄養バランスも乱れがちで、さらにブラッシングも親の目から離れているので、プラークコントロールが不良になりやすく、虫歯ができやすい時期になります。

そして、ホルモンが活発になる時期なので、それを栄養源に菌が増え、思春期生歯肉炎になりやすくなってしまうのです。

ご自身では、なかなか口腔内の状況に気付くということが難しいと思うので、学校などでも正しい情報を発信することはとても大切だと思います。

また、ご家庭でも定期的に歯科健診に一緒に行くなど、子供の頃から習慣づけておくと良いと思います。
そして、正しいブラッシングはもちろんですが、バランス良い食事や規則正しい生活をとって、健康的に生活するということが、思春期のお子様には一番大切かと思います。

ボーテ心斎橋店では、キッズクリーニングを行なっております。
ぜひ、小さいお子様だけでなく、思春期のお子様の口腔ケアにも、目を向けてあげてください。

次回以降でも、引き続き、女性ホルモンと口腔ケアについてお話したいと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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