如何に、日常業務を、的確に、迅速に、ミスなく行うか。
物事を行うということは、何であれ、
準備(何を用意するのか、必要なものは何か)。
手順 (器具をどうやって、どういうふうに使うか)を考える。
シミュレーション(練習)です。
が必要です。
しかしながら、まず観察するということが、大前提になります、(医業であれば診察、診断)
何がどうなって、何がどう必要なのか、じゃあどうするのか、これらを考えなければなりません。
闇雲に始めると、ミスだらけ、収拾学校つかなくなります。
料理をするということを考えてみましょう、
誰のために料理するか?
1.何を料理するのか、献立を考える
2.献立に必要な材料をそろえる
3.料理に必要な道具をそろえる
4、料理の手順を考える、
これで料理をはじめるわけです。(料理の上手な人、プロは3,4つのことを同時進行でできますね)
私は歯科医師ですので、料理は冷凍食品、ハムエッグ、スクランブルエッグ、スパゲッティ(半年ほど前に、東急ハンズで電子レンジで簡単にスパゲッティができる容器を買いました、面白いですよ、)ぐらいしか作れませんが、
親知らず、埋伏歯の抜歯を例に考えてみましょう、まず患者さん診察します、抜歯が必要だと診断しました。この時にどう診断するかですが、視診、触診、X線写真、が必要です、
視診、 口腔内の歯の状態、歯の一部が見えているのか、まったく見えていないのか、
触診、 顎骨との状態 (近遠心的、及び頬舌的の位置、角度)
X線写真、当該歯牙と前部の歯牙、角度の状態の観察
以上を行います。
次に練習、シミュレーションとも言いますが、患者さんが受診して、必要であれば、その時に抜歯を行いますが、たいていの場合、日にちを空けます、それまでの間に、抜歯の手順を何回も、最低1日1回、
1。診療台に誘導
2.患者をリラックスさせる、(抜歯ということで、緊張する人がいます、緊張して脳貧血を起こす人があります)
3.麻酔を行う
4.歯肉切開。(どこに切開線を設定するか?)
5.必要であれば、歯牙分割 (どういう角度で、歯牙のどの部位で分割するか?)
6 歯牙を口腔内より除去 (へーベルをどういう角度で、どれくらいの力で、どの方向に歯牙を
除去するか?)
7.縫合
8.止血確認
終了
以上のことを頭の中で考えて、出来れば、X線写真を見ながら、手を動かしながら、何回も練習するのです、もちろんこの時に何か突発事項、例えば出血、にどう対処するかも考えて、
次にスケーリング、PMTCの場合
1。歯石、歯肉の状態
2.部位ごとの除去の順番
3.スケーラーの使用順番
4.ペースト使用の順番
5.ブラッシング指導
この時も次回来院時までに、何回もシミュレーションを行うのです、
以上のことを全例必ず行うと、迅速、的確、かつミスなくできるようになります。
追記
診療テーブルの上、機材を置く位置
抜歯の場合なら
注射器、ミラー、ピンセット、バー類、ヘーベル、鉗子、縫合糸、ペアン、ガーゼ等、
スケーリングの場合
ピンセット、ミラー、スケーラー、研磨剤、ブラシ、等をトレー上に手順どうりに置いておく、
手を伸ばしたら、テーブルの方を見なくても取れるようにしておくことも必要です。
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