歯科衛生士の松村紀恵です。
11月22日京都の山城保険センターでデーサービスに来られている高齢者対象に予防活動中心になる講習会を午前と午後の2回させて頂きました。
奈良に近い京都の端で、結構肌寒くなってきています。
都会のお洒落な施設とは、ちょっと違います。
まだまだ、お元気な高齢者ばかりです。
予防活動にとても力を入れているセンターで、皆さん熱心に取り組んでいます。
久しぶりの講習会❣
ワクワクして、楽しいです。
女性が多く、男性が一人です。
先ずは、今の現状から、チェックしていきました。
食べているのと、食べられているのは違うこと。
結構「何でも食べている」と言われている方が多いが、自分が好きなものは何でも食べれたりします。
固いものは、食べずらくなったり、内容を聞いていくと、違う場合があります。
口の大切さをお話しすると、皆さん普段当たり前のことが、できなくなっていたり、少し衰えてきている事に、気がついたりと真剣に聞いてくれます。
私は、うがいの仕方を大切にしています。
そこから、お話しを発展させていきます。
うがいが、お口の機能のとても大切な指標になるからです。
「ブクブクうがい」と、「ガラガラうがい」ができているか?できにくい?できないか?
手を挙げて貰うと、普段できることしかしない当たり前の状態を、再認識してみるとできにくい人が何人かいます。
*うがいをするために必要な条件
意識がはっきりしている
唇を閉じることができる
水を吐き出すことができる
舌や頬を動かすことができる
頭をのけぞらせることができる
息を止めることができる
特にガラガラうがいの場合は、首をそること、息を止めた状態で保持できないといけません。
皆さん椅子に座った状態で、エアーでやってみてくれました。
舌の運動の必要性➡ 体験レッスンをやってもらう
パタカラ運動 ➡ 咀嚼や飲み込むときに使う舌と口の周りの筋肉を動かす
唾液分泌について➡ 唾液の必要性 一 日の分泌量を話す(1L~1.5L程度は、ビックリされる)
咳反射 ➡食後に声が変わらないか?咳き込んでもらう
首のストレッチ ➡体操(左右セット、ぐるりと回す)
呼吸法 ➡食事の時に呼吸状態が大切。ゆっくり腕を伸ばして上げ下げ
胸の筋肉がストレッチされ鋤骨周りの動きがスムーズになる。
お口を綺麗にすることは勿論で、皆さん知っています。
機能的なことを話すことによって、口や食に対して意識が変わっていっていることがわかります。
皆さん真剣に参加して下さり、とても素晴らしい講習会になりました。
一人でも多く一口でも多く口から食べること、一言でも多く喋って、最後まで口を使って終えていく、私自身『ピンピンコロリン』で終えたいと思っています。
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